プレゼントは・・・?!【中編】

打ち込みが終わって保存しようとしたら、サーバーの混雑で失敗しました・・・orz
ってなわけで、【中編】ってことで途中までで許してください。m(_ _)m
昨日の続き。
くまいちょーの最後のセリフからです!




「あ、そうそう。ももちに謝らなきゃいけないことがあるんだ。」


「どうしたの?ってかもうすでに何回か謝ってるよね。」


「そうだっけ?ま、いいや。あのー・・・実はですねぇ・・・まだ誕生日プレゼントを用意していないのですよー。」


「えぇーっ?!」


「ごっ、ごめん!あのね、とりあえず落ち着いて聞いて欲しいの!3ヵ月くらい前からずーっとあちこち探し回ってたんだけど、どうもしっくり来なくって・・・。だから、今日ももちに何が欲しいか聞こうと思ったんだ・・・。」


チラッとももちの方に視線を向けると・・・優しく微笑んでいた。
恐ろしくなるくらいの笑顔だった。


「友理、3ヶ月も前から桃の為に・・・。ありがとう。でもねー、しっくり来ないのは仕方ないかなぁ。桃が欲しいものは、お金じゃ買えないもん。」


お金じゃ買えないもの・・・?


「ももちはいったい何が欲しいの?」


「ねぇ友理、起き上がってちゃんと桃の目を見て・・・?」


ももちの言う通りに体を起こすと、ちょうどベッドの上に座って向かい合ってる状態。
距離が近いのもあって、目が合うと・・・ちょっと照れる。


「桃が欲しいのはぁ・・・友理だよ。」


「あ、あたし?ってどういうこと・・・?」


「もう〜、相変わらず鈍いんだから!ここまで言って分からないなんて、ある意味すごいよぉ・・・。」


苦笑しているももち。
意味が分からなくて焦ってるあたし。
止まることなく流れ続ける時間・・・。



【10分後】


ももちが欲しいのはあたし・・・。
ってことは、あたしをプレゼントすればいいわけか。
そのためには・・・


「あっ!!ももち、分かったよ!ちょっと待ってて!」


「え?あぁ・・・うん。」


部屋を飛び出して、家中の引き出しを漁る。
小物を入れてる桐ダンスの1番上の引き出しを開けると・・・あった!
友理奈の手にあるのはピンク色のリボン。
これを自分の体にぐるぐる巻いて・・・プレゼントの完成!


「ももち、お待たせ〜。ドア開けてくれる?」


「はいはーいvv」


ガチャッ


「・・・友理、なんで・・・リボンでぐるぐる巻きなの?」


「えへへvvプレゼントFor you!」




                          【続く】