プレゼントは・・・?!【前編】

当然、ゆりももです!
ゆりももだいすっきー!


現在、Berryzはももたんのお誕生日パーティー中。
物語はくまいちょー視点で展開します。
眠すぎるので、今日は前編ってことで・・・。




今日はあたしの彼女、ももちこと嗣永桃子ちゃんの誕生日。
身長149cmの小指担当で、Berryz工房最高学年、はしゃぐとうるさいけど意外と気が利く、ピンク大好きちゃん。
そんなももちへの誕生日プレゼントは・・・まだ用意出来ていない。
3ヶ月くらい前からずーっと探し回ってたんだけど、どうもしっくりこなくて・・・。
あと10分もすれば、誕生日パーティーもお開き。
ももちと2人っきりになった時、なんて言おう・・・。


『誕生日プレゼントも用意出来ないなんて、サイテー!友理なんか大ッ嫌い!!』


脳内で繰り広げられる、決して現実にはなって欲しくない妄想。
『ももちならきっとそんなこと言わない』
そう信じてみても、やっぱり不安なものは不安で・・・。
胃がキリキリと痛む上に、指先も血の気が引いて冷たい。
どうしよう・・・楽しいはずなのに逃げ出したい・・・。


くまいちょー、どうしたの?」


誰かの声が聞こえて、ハッと顔を上げると・・・心配そうにあたしを見ているももちがいた。


「顔色悪いけど大丈夫?」


彼女がそっと手を伸ばし、あたしの頬に触れる。
柔らかくて、暖かい・・・。


「大丈夫だよ。誕生日なのに心配させちゃってごめんね?」


「いえいえ♪ねぇ友理、誕生日パーティー終わったら、友理の家行ってもいい?」


「あたしの家?別にいいけど・・・。」


「ふふっvvありがとvv」


ももちがニヤッと笑ったのは、気のせいかな・・・?



***



ガチャッ


「ただいまー。お母さん、ももち連れてきたよ。」


「おかえり〜。その子が噂の桃子ちゃん?あんたが惚れるだけあって、可愛いわねぇ。」


「こんばんは、嗣永桃子です。あのー・・・私と友理が付き合ってること、ご存知なんですか?」


「もちのロンよ!*1友理奈ったら、仕事から帰ると桃子ちゃんのことばっかり話すんだもの。気付かない方がおかし


「お母さん!!恥ずかしいからやめてよ!ももち、部屋行こっ!」


恥ずかしくて思わず叫んじゃった・・・。
しかも勢いに任せてももちの手掴んじゃったし・・・。
階段を上がって右に曲がるとすぐ、『☆YURINA☆』のネームプレートが見える。


「はい、ここがあたしの部屋。汚くてごめんね〜。ももちが来るって分かってたら片付けておいたんだけど・・・。」


「いいのいいの。桃は『いつも通りの友理の部屋』が見たかったから。あ、ベッドだ!座ってもいい?」


「いいよ。ももちは普段布団なんだよね、確か。」


ぴょこんとベッドに飛び乗る姿が兎みたい*2で可愛くて、頭がクラクラする・・・。
ちょっと横になろう・・・。


「友理?」


「ちょっと頭がクラクラして・・・。あ、そうそう。ももちに謝らなきゃいけないことがあるんだ。」




                       【つづく・・・】

*1:『もちろん』って意味ね!

*2:しかも白いふわふわのセーターだし!