ハロウィンネタ。

昨日、寝る直前にネタが思いついたので、急遽文章化したもの。
いつもに増して展開が強引・文章が下手なので、苦手な方はスルーぷりーず。
カップリング・ゆりももが嫌いな方も回れ右。
感想などは受け付けておりますが、苦情は全て跳ね除けます。
悪しからず。


では、平気な方のみどうぞ♪
舞台は桃子ちゃんしかいない控え室で、タイトルは『大人な桃とお子ちゃまな友理 〜二人は恋人*1〜』です。




10月31日。
日本では忘れている人も多いだろうが、今日はハロウィンである。
そう、『TRICK OR TREAT!!』の文句とカボチャで有名な、あの行事だ。
言うまでもないだろうが、『TRICK OR TREAT!!』とは『お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ!!』と言う意味で、これまで多くのカップルがこの言葉にお世話になってきた。
Berryz工房嗣永桃子(13)。
彼女もまた、典型的な解釈でこの言葉を利用しようと企んでいた・・・。



大人な桃とお子ちゃまな友理 〜二人は恋人〜



只今の時刻は16:20。
今日は学校が終わってから、雑誌のインタビューの予定なのだが・・・集合時間まであと1時間10分ある。
子悪魔・桃子は控え室の真ん中にある椅子に座り、念入りにイメージトレーニングをしていた。
もちろん、内容は仕事についてではない。


「あぁ見えて友理はお子ちゃまだから、絶対お菓子ねだってくるもんね♪友理が入ってきて例の言葉*2を言ったら、俯いてお菓子を持ってきてないって言ってぇ〜。うふふふふvvvv」


顔中の筋肉が緩みきっている。
この顔は・・・ファンには見せられない・・・。



【20分後・・・】



ガチャッ
「こんにちは〜♪」


明るい声で入って来たのは・・・友理奈だ。
『プリティ・ももち・ぴーちっちぃ♪*3ハロウィン大作戦』始動。


「あ、友理ぃ〜。随分早いんだね!」
「まぁね!それよりももち・・・今日がハロウィンなのは知ってるよね?」
「当然!日本人の常識でしょ?」
「じゃぁ・・・トリック・オア・トリート!!」


満面の笑みで両手を差し出してくる。
桃子の予想通りだ。
すかさず俯き、考えていたセリフを言い出す。


「ご、ごめん。今日お菓子持ってきてないの・・・。」
「えぇー?!ハロウィンは日本人の常識なんじゃなかったの〜?まぁいいや。それなら・・・仕方ないよね?」


桃子の手を掴んで引き寄せる友理奈と、恐がっているフリをする桃子。
そっと壁に押さえつけられる。 
同時に、友理奈の右手は桃子の腰に添えられた。


「あのー、友理?何をするつもりなの?」
「ん?言わなくても分かるでしょ?悪戯と言ったらアレしかないじゃ〜ん☆ほら、目閉じて♪」


震えながら目を閉じる桃子。
言うまでもないがこれは演技であり、彼女の脳内はめくるめく妄想でいっぱいだ。
お互い向きあったまま、約1分間。
痺れを切らしたのは、桃子の方だった。


「ねぇ、友理・・・恐いから、やるならさっさとして欲しいんだけど・・・。」
「あぁ、ごめん。んじゃ、いっくよー!!」




「こちょこちょこちょこちょーーー!!」
「えぇ?!くすぐりなの?!ちょっ、あははははは!あっはっはっはー!あひぃー!苦しいって!はははははは!!」



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その後3分間友理奈の手は止まることなく、桃子は顔を真っ赤にしながら笑い声を上げ続けた。


「はぁっ・・・はぁっ・・・ゆ、友理・・・いくらなんでも3分はやりすぎだってばぁ。」
「ごめんごめん!顔赤くして息切らしてる桃が可愛くって・・・その・・・見とれてたって言うかー・・・。」
「もぅやだぁ〜!ホントに苦しかったんだからね!腹筋も痛いし・・・。それにしてもさ、なんで『悪戯と言ったらアレ』でくすぐりが出てくるの?」
「え?だってももち、くすぐり弱いじゃん。」
「まぁ確かにそうだけど、普通はさー・・・あー、もういいや。友理に期待した桃がバカだったよ・・・。」


思ったより友理奈のお子ちゃまレベルは高かったようだ。
(自称)大人・桃子の苦悩はまだまだ続く・・・。



                      【完】



『まだまだ続く・・・』と終わらせておきながら、完結。(爆)
今回のユリーネは、『裏の世界を知らない純粋な子』のイメージです。
一方の桃子ちゃんは、『計算高く妄想癖のある子』といったところでしょうか。(笑)


いやー、楽しかったvvv
世界史と国語の時間に書いたので・・・妄想を書き起こすのにかかった時間は、約2時間ですかね。

*1:『二人はプリキュア!』見たいな感じで・・・。(笑)

*2:TRICK OR TREAT!!』のこと。

*3:「お○ゃ魔女どれみ」の『プリティー・ウィッチ・どれみっち♪』のリズムでどうぞ☆(何)